専攻 認知科学、メディアと社会論
主要著書、論文
- 「視点」(共著,1985年,東京大学出版会)
- 「仕事の中での学習」(1999年,東京大学出版会)
- Ecologies of inscription : Technologies of making the social
organization of work and the mass production of machine parts visible in collaborative activity. (1999,Mind, Culture and Activity.; An International Journal. Vol 7, No.1 & 2. Pp. 59-80.) - 「インタラクション -人工知能と心-」(共著、2000年,大修館)
- Design of Keitai Technology and Its Use among Service Engineers. (coauthor,2005. In Ito, M.,Okabe, D. & Matsuda, M.(Eds.). Personal, Portable, Pedestrian Mobile Phones in Japanese Life. Cambridge, Mass: The MIT Press. pp.237-255.)
- 「文化と状況的学習」(編著、2006, 凡人社)
- 「科学技術実践のフィールドワーク」(編著、2006, せりか書房)
- 「実践共同体のマテリアリティと構造化された資源:状況的学習論の観点」(共著, 2009)組織科学, 43(1), 6-19.
- 「Web2.0システムの開発事例におけるWeb技術の学習環境のデザインの分析」(共著, 2010)日本教育工学論文誌33(3), 263-275.
研究テーマなど
80年代から90年代にかけて、パロアルト・リサーチセンターなどを中心としてなされた「ワークプレイス研究」や「状況論」的観点に依拠しながら、仕事場や研究室などにおける科学、技術の学習やテクノロジー利用の研究を行った。2000年代以降は、地域を含めた様々な実践における web やモバイルの使用のあり方の研究や web システムのデザインに関わっている。
上野直樹研究室(社会―情報システム・デザイン)
- 講演タイトル
- ソーシャルメディアのネットワーク
- 講演内容
- 日本においてソーシャルメディアとして昨年から急速にユーザを増やしている Twitter は、 Twitter 自体として完結しているわけではなく、 WordPress などのブログやその他の様々なソーシャルメディアとの連関で用いられているように思われる。つまり、 Twitter は、そうした様々なソーシャルメディア群にアクセスする端緒である。こうした状況の中で WordPress などのブログの地位も以前とは大きく異なってきているように思われる。本講演では、こうした「ソーシャルメディアの現在」における連関を意識したソーシャルメディアの開発の方向性について、いくつかの可能性を整理する。
上野直樹研究室(社会―情報システム・デザイン)
共催している東京都市大学ソーシャルメディアプロジェクト(旧現代GP)の上野教授は、情報環境の分野において長年研究をされて来た方です。ソーシャルメディア全体を俯瞰して見ることによって、WordPress のこれからや、新たな活用方法が見えてくるかもしれません。
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