WordCamp SF 2010 レポート

WordCamp は世界各地で行われていますが、先日行われた WordCamp サンフランシスコはその元祖であり多くの参加者や貢献者、開発者が集まります。このイベントに行ってきたスタッフが、現地の雰囲気をざっくりと紹介してみます。

WordCamp San Francisco 2010

WordCamp SF のパンフレット

集客数

来場者の最終カウントは700人くらいだったとのこと。チケットは800枚以上売れたらしいのですが当日来られなかった人に加え、意図的に複数チケットを買って募金してくれた人がいたらしいです!

WordCamp San Francisco 2010

基調講演中の大ホールの模様。Photo by Eva Blue / CC-BY

スピーカー

今回の WordCamp サンフランシスコのスピーカーには WordPress に限らずオープンソースやパブリッシングの世界で著名な人たちがたくさんいました。

内容はプラグインの書き方やセキュリティ Tips などの実務的なもの、SEO、オープンソースコミュニティに関する話題、ブログ運営のコツなど幅広く、技術者も一般ブロガーも楽しめるものだったと思います。セッションの模様は後日 WordPress.tv で公開される予定です。

GPL &フリーソフトウェアの父・リチャードストールマン。 Photo by Eva Blue / CC-BY

ランチ

マットや多くの初期貢献者がテキサス出身ということもあって、WordCamp SF のランチは必ずバーベーキューを含む南部料理。屋外のブッフェの横にはジャズバンドがいてライブミュージックを演奏していました。

ランチタイムに演奏していたジャズバンド。 Photo by Eva Blue / CC-BY

State of the Word

WordPress 共同創始者マット・マレンウェッグのスピーチ「State of the Word」では WordPress の成長状況、今後の展望、3.0 について、貢献者の紹介などの話をしました。

1時間20分の枠だったのですが、最後の2-30分は質疑応答。途切れる間もなく質問が飛び交い、手を挙げて他の人の質問に答える人まで出てきたり、数百人の観客と一体化したオープンディスカッションがとても印象的でした。横浜でもスピーカーに思い切って質問や意見をぶつけて参加してみてくださいね!

WordCamp San Francisco 2010

マットの State of the Word スピーチ

ジーニアスバー

カウンター形式でボランティアがユーザーの質問に答える「ジーニアスバー」は今回も盛況でした。WordPress コミュニティではフォーラムでお互いを助けるサポートが盛んですが、それをイベントにも取り入れているのが WordPress らしいなと思います。

WordCamp San Francisco 2010

ジーニアスバーの様子

アフターパーティ

イベントの夜には Automattic ラウンジでのアフターパーティが行われました。WordCamp Fukuoka に来てくれたノエル・ジャクソンの DJ もあり、夜遅くまで盛り上がりました。

マットのスピーチによると、昨年は WordCamp が世界でなんと48回も開かれたそうですが、さらに驚くのは今年は5月の時点で45回既に予定が立てられているとのこと。その中でも WordCamp Yokohama の規模は現在の登録状況からいってかなり大きなものになりそうです!

この投稿の“カテゴリー”: お知らせ 、タグ:
コメントは受け付けていませんが、次の URL へトラックバックを残せます:トラックバック URL.

2 個のトラックバック

  1. [...] Campについては5月に横浜で開催されるWordCamp Yokohamaのブログにて紹介記事があります。WordCamp [...]

  2. [...] イベントの模様について詳しくは、WordCamp Yokohama のサイトに寄稿していますのでそちらもどうぞ! [...]